日記

ふとした時に沈む心

ちょっと長めです。

______

私の将来の夢だったものを、お話します。

私は将来、薬学及び感染症の研究者になりたいと思っていました。

そのきっかけはとある授業でHIVについて習ったことでした。

その教科書の隅っこに「薬害エイズ」と書いてあって、気になって調べてみると。

何の罪もない人たちが治療法のない感染症に侵され死を待つだけの余生を過ごす、そんな話を知りました。

貧困とか、戦争とか、虐待とか、不条理につらい人生を送る人たちは病人だけでなくたくさんいますね。

ただ、この薬害エイズの話を聞いたとき、なぜか今までで一番心を強く揺さぶられました。(念のため記述しておきますが、他のことが原因で苦しむ人を軽視しているわけではないです。ただ、「薬害」というものがとても心に引っかかった、という話です。)

そして、自分が病気に苦しむ人たちの役に立ちたいと、傲慢にも思いました。

それが、高校1年生の秋です。

そこから、だんだんと娯楽に割く時間を減らしていき、とにかく熱心に勉強するようになりました。

勉強は割と好きで楽しくやっていたので、苦ではありませんでした。

ただ、経過で書いた通り周りからのプレッシャーや、人間関係に苦労したことなどいろいろな要因が重なり、統合失調症を発症。

今では簡単な数学も英文も記憶もままなりません。

自分では「もう研究者になるのはあきらめた」と公言していますが、実際のところずっと心の中で受け止め切れていないのが現状です。

発症してからそろそろ2年になりますが、いまだに胸が苦しくなります。

最近ではコロナの話題でよく「薬」や「病院」、「感染症」と私が昨年避けてきたワードが毎日飛び交ってますね。

なんてことないような顔をしてやり過ごしていますが、チクチクと心に刺さって抜けません。

別に、研究者になることだけが社会の役に立てる道だとはもちろん思っていませんし、あのまま大学に進学してもどこかで挫折して研究者になれなかったかもしれないし、万が一なれても結果を残せずに去ることになっていたかも。

ただ、今でも夢に見てしまいます。

今は代替の夢を探す毎日ですが、ハローワークを見ても、仕事一覧を見ても、絵を描いているときでさえも、私が一番やりたかった、なりたかったものはこれではないのにと思ってしまいます。

何をしていても、「でも私は本当は」と思ってしまう自分に嫌気がさします。

あの時のように熱意をもって取り組みたいと思えるものにまた出会えるのでしょうか。

できることならまた一心不乱に勉強して、知識を体に取り組んで、色々なことを考えたいです。

そんな日が来ることを願って。

ここに書いても誰にも解決してもらえない、自分で消化するしかないことだと分かっているのですが、私の本音を残しておきたいと思って書きました。

自分が今すごく恵まれた環境に置かれていることはわかっているし、感謝もしています。

ただ、「でも本当は」がとまらないんです。

お気を悪くさせてしまっていたらすみません。

お読みくださりありがとうございました。

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ABOUT ME
みなみ
統合失調症の18歳女の子。 寛解目指して頑張ります!

POSTED COMMENT

  1. みかん より:

    「本当は…」のお気持ち、よくわかると思います。
    私もそんな感じで、今は28歳です。

    そのお気持ちは、無理にねじ曲げたりしないようにするのもひとつだと思います。

    なぜかというと、私の場合ですが、無理に代わりのものを探そうとして、あっちこっち進路選択が変わってしまうこともありました。一つのことに絞って極められなかったのです。今となってはそんな自分も肯定していますが…。

    でも、ある本(「働き方の哲学」)を読んで、はっとしました。例えばですが、プロ野球選手になりたかった人が、怪我でその道を進めないとわかったときに、職業の夢を掘り下げて、グローブ作りやアスリートトレーナー、天然芝のお仕事などに転換していくこともあるようです。

    元々やりたかったことは、他の人が第一線で取り組んでいます。その方を心から応援できるようになれたのは、簡単ではありませんでしたが、今となっては応援するのは楽しいです。

    本当は…の気持ちは私にもまだありますが、私の場合、気持ちの強さは弱まってきたというか、分散されてきたかなと思います。
    歳をとるにつれ、人との出会いもあり、そのなかで、他のことにも興味が育ってきたりしました。
    (例えばピアノ一択だけだったのが、料理や薬膳、身だしなみ、読書、お化粧、歴史の勉強)

    お若い時の夢は大切にしつつ、
    これから色々な取り組みができると思います。
    そのなかで、楽しいと思える感性が育っていってくれることを願っています。
    無理に感性を縛るのは、苦しいと思うので、
    それは私にはできませんが…。
    そして、なによりお伝えしたいのは、
    みなみさんのブログに救われている人は沢山いると思いますよ🎵ということです。

    私よりずっとお若いのに、色々なことを知っておられますし、ブログ順位もとても高いですよね🎵

    何事も極めてしまう方なんだなと感じております。

    これからのことを応援しております。

    長文失礼しました。

    • みなみ より:

      みかんさん、こんにちは。
      みかんさんも同じように思うことがあったのですね。
      私も他のものに無理やり興味を移行させようと頑張っていたのですが、頑張れば頑張るほど離れたくなってしまいます。
      無理に気持ちをそらさなくていい、という手段は目からうろこでした。

      確かに、医療にかかわろうと思えば研究職以外にも方法はありますし、仕事としてではなくて遠くから支援することもできますね。
      広い視野をもっていきたいです。

      きっとまだまだ「本当は…」と悲しくなることがあるでしょうが、そのたびにこのコメントを思い出します。
      温かいお言葉をありがとうございます。
      みかんさんも、心穏やかに過ごせますように。

  2. みかん より:

    コメント返信ありがとうございます。

    …少し思ったのですが、
    教科書が頭に入ってこないとのこと、
    私にも良く分かるのですが
    数周でだめなら、
    何十周もしたら違ってくるのかな?
    と思ったこともあります。

    もしかしたら、と思ったので、
    コメントするのが心苦しいながらも
    書かせていただきました。

    なぜかというと、私の話になってしまうのですが、
    高校~大学レベルの教養を勉強していて、
    勉強方法など、YouTubeなどの受験勉強チャンネルも参考にしているのですが、英単語帳などだと、何十周もしているみたいなのですね。
    予備校講師の関正夫先生の話については、
    英単語だと、「5周以下はどんどん忘れていくもの」だと仰っています。

    あとは、教科書の記述が、要点に絞っていて、用語の羅列に鳴りすぎていて、理解に繋げるのが難しい場合もあるのかなと思っていて、私の場合ですと、入門用や講義系の参考書を立ち読みしてから購入したりしています。

    もしかしたら、、と思い、書かせていただきました。
    勉強も疲れが出るものだと思うので、ご無理はなさらないでと思いますが、今一番なりたい夢があるうちに、工夫できりことを試してみるのも一つかなと感じました

    みなみさんのブログを読んでいると、
    理解力という点については
    病気のために衰えているという
    わけではないと思うんですよね。

    これだけ人々の心を掴む文章が書けるのだから、
    工夫しだいで教科書の理解も可能ではと思いました。

    なんだか説教くさくてすみません、
    みなみさんには夢を叶えてもらいたいから..
    .

    私のように、夢が叶わなくても
    自分を肯定する道ももちろんありますけどね(о´∀`о)

    • みなみ より:

      ありがたいお話ありがとうございます。
      確かに、周回数が足りないのかもしれませんね。
      集中力がそんなに続かないので、自分の体調をよく見極めながら数をこなしていきたいです。

      お話を読んでいると、みかんさんは私よりずっと認知機能が高いのかな、と思いました。
      私はすごくやさしくかみ砕いてくれた参考書でも理解するのにかなりの時間を要するので…
      いずれみかんさんのように回復できるよう、日々精進していきたいです。
      私の主治医には、以前「記憶力とか勉強とか高度な能力は一番最後に回復する」と言われているので、焦らず待とうと思います。

      いつも温かいメッセージありがとうございます。
      すごく励みになります。
      お互いより回復できるよう頑張りましょうね!

  3. みかん より:

    私なんてもう28歳だから(*´ー`*)笑
    最近やっと安定してきました。

    二十代前半は、主治医から本を読まないようにと言われていた時期もありますので、タイミングがあるのかもしれません、、。

    すぐには元通りにはならないのはもどかしいかもしれませんが、私としてはみなみさんが安心した気持ちを持ちつづけられることを願っています。

    コメント欄でのやりとり、ありがとうございました。

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