私は一時期、マナーの本とサイトを読み漁っていました。
それは、自分のマナーがなっていないせいで人を不快にさせたらいけないという恐怖心からです。
最初は食事に関するものだけだったのですが、だんだんと食事をする前の振る舞いや、神社でのマナー、日々生きているときの何気ない行動が気になってきて…
気づいたらマナーのことしか考えられなくなってしまいました。
すぐ頭がいっぱいになるのは私の悪い癖です。
最初のうちはそれでも知らなかったマナーを知れるのが楽しかったのですが、だんだんと今までしてきた細かいマナー違反が気になってきて、反省だけでなく自分を責め始めてしまいました。
散々落ち込んだ後、冷静に考えてみて、もういったんマナーから離れようと決めました。
マナーとは本来周囲の人に迷惑をかけたり不快な思いをさせたりしないためのものです。
スマートに振る舞えるならそれに越したことではないけど、とりあえず最低限のことができていれば細かいところまで神経質になることはないと自分の中で割り切ることができました。
なので、最近はちょっといいお店に行く前や、親戚との集まりの前にはぱらぱらとマナーの本を見返す程度にとどめています。
何事も、気合を入れすぎるとすぐに窒息しそうになるのは治したいところです。
お読みくださりありがとうございました。
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