HRが終わり、保護者会に参加している母と一緒に帰るため待っている時間。
隣の席の女の子から話しかけられました。
本当にたわいもないことだったと思います。
「待つ時間長いねー」とか。
でも、この頃はまだ、家族以外の他人との会話がつらい時期でした。
前の学校の友達のラインもつらいくらいです。
面と向かって初めてあった人と話す、しかも雑談は苦しかったです。
そして次の日、またその子が隣でした。
少ししゃべった後、「ねえねえ、ライン交換しようよ。」
えっ…。と思いました。
たくさんラインが来たらどうしようとか、面白くないこと言ってしまったらどうしようとか。
すごく逡巡しました。
結局、断るのも失礼かと思って交換しました。
しかし、そのあと…。
「お弁当一緒に食べようよ。」
うう…。
「いいよ。」
この頃はまだ人前で食べるのが苦手で、すごく少量のお弁当をもって必死に食べていました。(家ではがっつり食べられます。緊張のせい?)
そのうえ人と会話しながらなんて…。
気が重くなりながら家に帰りました。

続きます。
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一応お話しておくと、私は彼女のことが嫌いなわけでは全くないんです。
親切に話しかけてくれる優しくて明るい子でした。
ただ、誰であっても話すのがつらい時期でした。
自分が相手に対して「あまり話したくないな」と思っていること自体すごく罪悪感でいっぱいでした…。
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